2007年05月12日

バリで日本人が人気なのはなぜ?

■ご応募ありがとうございました

 昨日はバリ土産の読者プレゼントを発表しましたが、
 たくさんのご応募ありがとうございます。

 ほとんどの方がフランジパニのアロマオイルでした。笑

 だれかバリコピが欲しい!という人はおらんかのう...。
 誰も応募がないなら、しょうがないので自分でチビチビ飲みます。笑

 フランジパニのオイルは先着順ですので、当選者には私から
 メールで通知しますね。



■14日から大分へ帰省します

 ってそんなに忙しくして、だいじょうぶなの?!って声が
 あちらこちらから聞こえてきますが大丈夫です。

 仕事のやり方を少々変化させたおかけで、4月からは仕事量を
 かなり抑え気味にしています。

 そうして1日にできるセッション回数をかなり抑えて、なるべく
 夜は早めに就寝するようにしました。

 東京行ったり大分行ったりで移動が多いのですが
 その割りには自由時間が多くなっているのであまり以前のように
 頭が沸騰して疲れを感じることが少なくなっています。

 大分ではレイキ講座も行う予定ですが、やはりのんびり温泉に
 浸かってだらだらと過ごすのが一番。

 レンタカーを借りてひと山越えた温泉へと行ってみようと
 思っています。



■バリで考えたこと....

 バリの旅日記は一段落しましたが、今回のバリでいろんな事を
 考えてみました。

 バリでは日本人は特別、現地の人々には歓迎されます。
 最近のバリは韓国人や中国人もかなり多いらしいのですが、
 それでも相変わらずバリのどこに行っても日本人は人気です。

 レストランやショップに行ってもカタコトの日本語を話す
 バリニーズの多いこと、多いこと。

 カフェでひとりで休んでいると必ず日本語で話しかけてくる
 人がいるのにはびっくりします。

 バトラーのバグースも日本語を独学で勉強したというし、
 日本語学校の普及率も高いようです。

 彼らの多くは「日本人と友達になりたい」という気持ちが
 とても強いのだそうです。

 うーん、どうして彼らは日本人がこんなに好きなんだろう?
 わからない。いまだ解けない謎です。

 お金を持っているということもあるんでしょうが、気質が
 他の国々の人に比べるとおだやか系の人が多いというのも
 あるのかもしれません。
 


■経済格差の問題

 美しい自然という資源を持っている彼らですが、しかし一方で
 彼らには貧しさという問題が横たわっています。

 心が豊かであればお金は関係ないというのは、私たち経済国の
 勝手な見方や言い分であり、彼らにとっては迷惑な考え方でしょう。
 
 観光地としてのバリは観光が主幹産業ですから、当然ここを
 訪れる外国人たちは大切なお客さんということになります。

 しかしあまりの経済格差を見せ付けられて、彼らの自尊心を傷つけ、
 劣等感をあおることになってしまっているのでは?と思います。

 彼らの日本人を見る目には憧れのまなざしのほかに、明らかに
 自らを小さく卑下して日本人よりも我々は価値が低いのだとでも
 いわんばかり。

 お金を持っているイコール価値の高い人間という図式が彼らのなかに
 少なからず出来上がっているように思えて仕方ありません。




■お金への強い執着心

 彼らはお金に対して強い執着している人が多くみられます。
 
 お金がありさえすれば,,,,

 私たちのような外国人を見ればみるほどそう思ってしまうのは
 ごく自然ななりゆきと思えます。

 どんなにいい人でもバリ人はひとたびお金ごとになると、
 強い執着心をむき出しにしてくるとも言われていますが、ほんとうか
 どうかはまだ確かめていないのでわかりません。

 なにもこれはバリ人に限ったことではないのでしょうが。

 やはり私たち外国人は現地の人にどれだけこの島にいて幸せを
 いただいているか、尊敬と感謝の気持ちを彼らに表現すること
 必要なのではないかと思いました。

 彼らに「お金を持つことが価値観のすべて」にしてしまったのは
 他でもない私たち外国人たちであると思います。

 お金持ちであるだけで現地の人を見下げた態度をとり、ぞんざいに
 扱う外国からの人々も多いと聞きます。

 そんなことが積み重なれば、彼らの自尊心を傷つけ、やがて
 お金がないことが劣等感を生み、平気で人を騙す人もでてきます。
 
 どんな外国に行ってもその土地に住んでいる人々には
 敬意を表することを忘れないようにしたいと思いました。
 


■ありがとうの言葉

 今回クラチャイで出会った現地スタッフとのコミュニケーションで
 何をしてもらっても「ありがとう!トゥリマカシー!」を連呼して
 いたわけですが、普段こんなに「ありがとう」を使う機会がなかった
 ことに気づきました。

 どんな小さなことをしてもらっても「ありがとう」というと、
 スタッフはみんな恥ずかしそうにうれしそうにしています。

 それを見ると私もちょっと照れてしまうのですが。笑

 ありがとうという感謝の気持ちを言葉で伝えるってとてもいい。
 心があたたかくなって気持ちがいいものです。




 長くなりましたが、ではでは。
 



今日もあなたに幸せの光が降り注ぎますように!
      ↓
人気blogランキングへ


同じカテゴリー(コラム・日記)の記事
街はもうクリスマス
街はもうクリスマス(2009-11-24 22:49)

今は亡き母への想い
今は亡き母への想い(2009-11-23 22:01)


Posted by カズ姐さん at 18:48│Comments(4)コラム・日記
この記事へのコメント
カズさんおかえりなさいです☆バリコピ!!ほ・ほほ欲しい!!(ちょっと興奮気味に 笑)もう遅いかな・・・

私もフィリピンに行ったときに、日本人=金持ちという考えの人が多かったのです。韓国人の友達と一緒に遊びに行ったときも日本人の私にだけ話しかけて写真を一緒に撮られてあとでお金を請求されました・・・。やっぱり悲しかったです・・・。

☆現地の方々に敬意を表すこと☆これはほんとに大切なことだな~と改めて思いました♪

それにしても・・・カズさんまじかっこいい!!憧れです!!私も海外進出できますようにぃ~♪
Posted by ミラクルージュ at 2007年05月13日 09:48
バリの人たちのお金への執着心、私もすごく感じました。
街中では、歩くたびに声をかけられ正直ちょっとしんどいな、と思ったり。
でも、小さな果物屋さんでドリアン一つ買ったら、もういいって断るまで、これでもかって言うくらいおまけのフルーツをつけてくれたのを覚えています。

「トゥリマカシー」

現地ではほぼ英語で会話していたので、唯一覚えたバリの言葉ですが、
とっても気持ちのいい響きがある素敵な言葉だと思います!
Posted by ポロ at 2007年05月13日 14:52
本当に同感です。私達外国人がそうさせてしまっている所はとても大きいと思います。ヴィラで働いている人達のように、純粋で素朴で夢を持っている人達もいれば、日本人だから!っていう固定概念から接してくる人達も多いですよね。多くの日本人も、別に上から目線ではないと思うのですが、やっぱり経済的な違いが大きいので、結果そのように取られてしまうのもあると思います。
「ありがとう。感謝します。ツイテル!」ですね・・・。
Posted by imasachi at 2007年05月13日 23:20
☆ミラクルージュさんへ

おお、バリコピもらってくれるんですね。
ありがとうございます。涙

アガイくんに水曜のヨガ教室にいくときに持たせますので
彼にひと声かけてください。
ちょっとさましたお湯の方がおいしくいただけますので~。

海外進出、あなたならできますよ!
ぜひ引き寄せましょう!



☆ポロさんへ

ポロさん、ドリアン買ってホテルで出入り禁止になりませんでしかー?笑

いやードリアン好きなんですね。
いいカンジです!



☆imasachiさんへ

経済格差の大きさって、私たちが思っている以上に大きいと思います。
私は対等さをうしなってしまうことにとても悲しさを感じますね。

あと日本人ってやっぱり優しいから現地の人に好かれるみたいですよ。
Posted by カズ姐さん at 2007年05月14日 09:04
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。