カズ姐さんの沖縄過去Log 〜2009

■バリ２日目の朝

　朝、気づいたら窓から強い日が差し込んできて、
　虫の大合唱で目が覚めました。

　虫の声で目覚めるなんてここ何年も経験した
　ことがありません。

　なんだかこの感覚、なつかしい。

　昔小さい頃に大分の母の田舎に行ったときの
　空気と同じです。
　
　それにこの部屋テレビもラジオもありません。


　窓を開けるとこんな風景。



　かなりのどかです。
　日本の田舎によく似てますよね。




■朝からナシゴレン

　日本にいるときは普段朝食は取らない私ですが、
　バリにいる間は早起きして朝食をいただきました。


　お部屋前のダイニングに運んできてくれます。



　ナシゴレンといってインドネシア風チャーハンと
　いったとこでしょうか。

　スイカのジュースもスイカをミキサーで。
　これが甘くて激ウマーでした。

　プールの水の音と虫の音しかしない静寂の空間の中で
　ごはん食べるなんて経験あまりないのでほんとに感動ものです。
　


■不思議な治療師チョコルダ先生

　じつはバリに行く前からこの不思議な治療師
　チョコルダ先生にお会いするのを楽しみに
　していました。

　この先生はあまりにも不思議な治療で次々と病気を
　治していくため、世界中の医師がチョコルダ先生の
　もとに研究のため弟子入りしてくるのだそうです。

　ヴィラから約１０分ほどの普通のローカルな民家で
　その「診察・治療」は行われます。

　私には通訳にヴィラのスタッフのマロさんが同行
　してくれました。

　診療所に通されるとそこにはアメリカ人夫婦が
　治療中だったので、その目の前で治療を見学させて
　もらいました。



■医療器具は使いません

　吹き抜けの畳六畳ぶんぐらいの広さの場所でその
　診察・治療は行われます。

　もちろん聴診器も注射器もありません。

　そのアメリカ人夫婦はチョコルダ先生のもとに
　何度も通っているらしく、とても親しげでした。

　ご主人の治療を目の前で見学させていただいたの
　ですが、足の指をそれぞれチェックしています。

　そしてなにやらおもむろに立ち上がり、サッと
　その場からいなくなってしまいました。

　その間に奥さんと私が少し英語で話したのですが
　彼女の友人が何人もチョコルダ先生の元で治療を
　受け、糖尿病やガンも治ったのだそうです。

　へぇーーっと感心していたら、チョコルダ先生が
　突然現れ、なにやら薬のビンをもっています。

　ああ、何か医薬品を使っているんだなと納得した
　私はすこし安心しました。笑



■いよいよ私の番です

　そしてアメリカ人夫婦が帰ったあとは私の番。

　どこか悪いのか？と聞かれ、

　特に何もないのですが、疲れやすいかも～

　と答えました。
　

　私の顔をじぃーっと見た先生は私を床に後ろ向きに
　座らせ、頭のてっぺんから顔まで指で強く押して
　ツボを確認しているようです。
　
　私はもう心臓バクバク状態。汗

　先生は「うん体はゲンキだ」と言いました。

　次に横になると、足の指をどんどんつまんできます。
　別に痛みなどはまったくなかったのですが、
　左足の薬指をつまむと強烈にそこだけが痛い！

　あたたたたたたた、いでーーっ！

　思わず床をタップ(ギブアップ)すると、
　先生はこう言いました。

　何を心配している？
　考えすぎて頭がいっぱいになっている。
　それがここに出ている。
　仕事上に関することとパートナーのことだ。

　ぎょえーー、そっその通りです！

　足の指触っただけでなんでそんなことがわかるねん？？
　


■摩訶不思議な治療法

　そうしてスッと立ち上がってまたまたどこかに
　立ち去ってしまった先生。

　おーい、どこ行くんじゃー！笑

　すると庭を歩き回ってある葉っぱをさがしてきた
　らしく、その葉っぱをちぎりはじめました。

　私のお腹にその葉っぱのちぎった一部をあてて、
　あとは私の口のなかに入れて噛んで飲み込むよう
　言われました。

　えええーー？？意味不明だ。

　いやとにかく飲め、飲むんだ！と自分に言い聞かせ(笑)
　ごっくんと飲み込みました。

　するとその後チョコルダ先生が触った左足の薬指、
　ぜんぜん強くつまんでも痛くないんです。

　あんなにさっきは悶絶していたのに？？

　チョコルダ先生は

　もう心配いらない。
　未来は明るいから先を心配しないで真っ直ぐ進めばよい。
　今までの不義を神様にすべて詫びてこれから出発しなさい。

　と言われ、バリの神様に一緒にお辞儀をして終了。

　何がなんだかよくわからない不思議な治療でした。

　聞くとその人その人のエネルギーを読んで、
　ひとりひとり神様にその都度どの薬草が効くのかを
　聞いて処方しているのだそうです。

　まさに人は自然や宇宙とともに在るというチョコルダ先生。
　素晴らしい。




■そうして摩訶不思議な

　治療は終了しました。

　とはいっても私は特に悪いところはなかったので
　１５分ぐらいで時間も短かったようです。

　チョコルダ先生のお弟子さんは世界中に１７名しか
　おらず、日本人は一人だけ存在しているらしい。

　うーん、なぜなんだろう？
　あの治療で病気が治るのが不思議でたまらない。

　首をかしげながらチョコルダ先生の治療所を
　あとにしました。




　また明日につづく




今日もあなたに幸せの光が降り注ぎますように！
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